フラム・アクセントというルーディメンツがあります。
「聞いたことはあるけど、どんな譜面か知らない」
「なんとなくできるけど、どう練習すれば上達するのか?」
そういった悩みをお持ちの方も、この記事を読めば、フラム・アクセントのことがわかるようになります。
- 基本の譜面
- ブレイクダウン(分解)して練習するコツ
- おすすめのエクササイズ
また、フラム・アクセントは吹奏楽のコンサート・スネアでもよく出てくるパターンなので、マーチングをやっていないという人も覚えておいて損はありません。
3連符系ルーディメンツの基本となるので、ぜひ最後まで読んで、覚えていってください。
フラム・アクセントとは
譜面
フラム・アクセント(Flam accent)の譜面はこの通りです。
- 基本のリズムは3連符
- 3連符の1打目にフラムとアクセントが付く
「フラム」とは装飾音符のことで、そこにアクセントが付いているから、フラム・アクセントなんですね。
3連符となっているのは、奇数とすることで、手順が左右入れ替わっていき、右手左手まんべんなく練習できるからだと思います。
エクササイズ
ブレイクダウン
譜面が複雑な場合は、片手ずつの譜面にブレイクダウン(分解)します。
以下の譜面は、右手だけ2小節→フラム・アクセント2小節→左手だけ2小節→フラム・アクセント2小節 というエクササイズです。
片手パターンの手の動きをそっくりそのままキープして、両手のフラム・アクセントに入ることを意識するべし
上記のポイントを意識すれば、フォームもリズムもきれいに叩くことができますよ。
アクセント・シフト
フラムアクセントの、アクセント位置を移動させていくエクササイズです。
4-2-1システムを使います。
4-2-1システムとは
4拍のパターンを1回、2拍を2回、1拍を4回と、拍数をだんだん減らすことで、頭脳の回転を高めていくエクササイズ。
- 拍が減っても混乱しないよう、頭脳をフル回転させよう
- 3/4からは、1小節ごとに手順が逆転するので注意
- フラムが連続する箇所に注意
まとめ
フラム・アクセントは、3連符系のルーディメンツの超基本です。
ここから様々なルーディメンツが派生していきますので、マスターすれば、上達の道は近いです。